「障害」を意味する英単語、"impairment"と"disability"と"handicap"

「障害」を意味する英単語に”impairment”、”disability”、”handicap”がありますが、その違いをいつも忘れてしまうので、メモとしてまとめました。全ての記事や論文がこの通りの使い分けがされているとは限りませんが、参考まで。

 昔、「国際障害分類(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps:ICIDH)」というWHOの障害を示すモデルがあり、その中で”impairment”、”disability”、”handicap”を以下のように説明しています(国際障害分類は、現在国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health:ICF)に置き換わっています)。

(1)impairment(機能障害)
例: 目という機能に障害があること
   ↓
(2)disability(能力障害)
 例:目が見えないために墨字を読むという能力に障害があること墨字(インクで書かれた文字)を読めないこと。
   ↓
(3)handicap(社会的不利)
例:字で書かれた情報を得られないために社会的な不利を得がちだということ

from JICA Knowledge Site – 分野課題 – 社会保障 – 基礎知識

例えば、難聴のある方が補聴器をつけてその機能の改善を行う場合は(1)impairment(機能障害) に対するアプローチになり、必要な情報が聴覚に頼らず文字情報に変換されて瞬時に取得できるようにする場合は、(2)disability(能力障害)に対するアプローチになります。バリアフリー、ユニバーサルデザインも(2)disability(能力障害)に対するアプローチに該当します。いずれのアプローチにしても、最終的に(3)handicap(社会的不利)に至らないようにしなければなりません。

2 thoughts on “「障害」を意味する英単語、"impairment"と"disability"と"handicap"

  1. 参考になりました!
    辞書だけでは意味まで分からないことが多くて……
    ありがとうございます。

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