全盲の方が3Dモデリングから3Dプリンタでの印刷までを行うAccessilble 3Dというプロジェクトが公開されています。
このプロジェクトを進めているのは、デンマーク在住の全盲のEdisさん。Youtubeでもチャンネルを立ち上げて、3Dのデザインから3Dプリンタでの印刷までの工程をスクリーンリーダやChatGPTを利用して行う動画をチャンネル最初の動画としてあげています。OpenSCAD という「テキストベースのCADソフト」(Edisさんは行っていましたが、スクリプトから3Dモデリングするソフトらしい)をJAWSというスクリーンリーダで読み上げさせながら3Dモデルを制作したり、ChatGPTでその3Dモデルを説明させることで確認したり、3Dプリンタでプリントするまでの様子が動画で紹介されています。
3Dモデリングや3Dプリンタでの印刷を視覚障害当事者でもできるということを示すだけではなく、視覚障害当事者自身が視覚的な情報を触覚的な情報に変換することで、いろいろなものをアクセシブルにできるんだということを提示することにこのプロジェクトの可能性を感じます。
Accessilble 3Dの詳細はEdisさんが運営するサイトを以下のどうぞ。