Internet ArchiveがHistorical Software Archiveを公開。あのソフトウェアをブラウザ上で実行できるぞ

  Internet Archiveが10月25日にHistorical Software Archive(Historical Software Collection)を公開しました。Internet Archiveはすでに過去のソフトウェアをアーカイブしたSoftware Collection を公開していますが、Historical Software Archiveはその中から著名で歴史的に重要なものを集めたコレクションだそうです。

 Historical Software Archiveと他のソフトウェアコレクションとの違いは、Historical Software Archiveのほうはソフトウェアをブラウザ上で実行できるということでしょうか。JSMESSというJavaScriptベースのエミューターが使用されているそうです。JSMESSが対応している環境が多くてすごい・・・。

 公開されているソフトウェアは28とまだ多くはなく、気のせいか、いや、まちがいなく、ゲームが多くを占めているような・・・。その多くないタイトルの中にあのカラテカがあったりして、ブラウザで遊べたりとか・・・。

Game accessibility guidelines

 障害をもつゲーマーが楽しむことができるゲームづくりのためのテレビゲーム作成者向けアクセシビリティガイドラインが公開されています。2012年9月に公開。ゲームデザイナーのIan Hamilton氏を中心とするプロジェクトによって作成されたものだそうです。
Game accessibility guidelines
http://gameaccessibilityguidelines.com/

 ガイドラインは、初級、中級、上級にそれぞれに以下のジャンルでがわかれ、それぞれに

  • General[一般]
  • Motor(Control / mobility)[コントロール/モビリティ]
  • Cognitive(Thought / memory / processing information)[認識]
  • Vision[視覚・UI]
  • Hearing[聴力]
  • Speech[スピーチ・音声]

教育委員会や学校に求められる措置や配慮などを障害ごとにまとめた文科省の「教育支援資料」

kintaさんの以下のブログで知ったのですが、文部科学省が「教育支援資料」というものを10月に公開したようです。インクルーシブ教育のために教育委員会や学校に把握が求められる障害の基本情報や求められる具体的な措置や配慮などがが障害ごとにまとめられています。参考資料含めて300頁弱の大部な資料です。