カレEに「Open Annotation,Web標準へ W3C Annotation WG始動」という記事を書きました。

カレントアウェアネス-EというメルマガにOpen AnnotationとW3C Web Annotation WGを紹介する記事を書きました。

 
 図書館向けのメルマガですので、図書館向けの内容を少し多めにもりこみました(Open Annotation、図書館も無縁ではないですよとということで)が、W3C Web Annotation WGのAnnotaionがいわゆる「注釈」に限定されるものではないこと、Annotationの対象がWebや電子書籍に限定されず、デジタルリソース全般を対象としていることが伝われば、書いた意図としては成功かなと思います。
 それにしても、最初に提出した原稿と比べると、校正を経て公開された今回の記事は贅肉もとれてすっきりとしたものになったと思います。本当にありがとうございます。まだ読みづらいところがあったとしても、それは私が提出した元の原稿が校正でどうにかなるレベルではなかったということで、責任は書いた私にあります。
 By the way、この原稿では、やや本筋から外れてしまうので書きませんでしたが、Open AnnotationにもHerbert Van de Sompel氏が関係しています(Open Annotaton Data Modelのエディタに名も連ねている) 。氏の活動は本当に幅広く、私が追っているテーマ全てに氏が関わっている感じです。氏の追っかけをしているつもりはないのですが、結果としてそうなっちゃっている。とはいえ、氏の活動は、本質的なところの根っこはみんな同じで、Webリソースを縦軸(時間軸)と横軸(オリジナルコンテンツと付加情報)に多層レイヤー化させて、いろいろな方法でアクセスできるようにしようとしているのだろうと思います。そんな感じに最近では、氏の日本における最大の理解者になった気に勝手になっている。
 今回のこの原稿は、氏の思惑パズルの一片を紹介したことにもなります。
W3C Web Annotation WGに氏が加わっているかはよくわかりませんが、WGのMLにはまだ現れていませんねぇ・・・。
 

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