司書コースはじめました

司書資格の取得を目指して10月から某大学の通信学部で司書コースを受講することになりました。

今の図書館に勤務して相当の期間が経っていますが、この歳になってようやくその気に(いつか取るかなと思っていたら)。いいんです。

長く勤務していると、自分が担当している業務に関係する分野は実務レベルでは詳しくなったりしますが、理論的なところで、体系的な知識にかけていたり、関心の濃淡でほとんど触れない分野もあったりと、「図書館」というものに対して、関心と理解にどうもムラがある、また、実務から離れてしまうと、そこで得た知識も雲散霧消してしまうだろうと感じてもいたので、どこかで一気に平たく学び直す必要はあるだろうと感じていたのでした。

特に書誌・メタデータのところはだましだまし、必要に応じて文献を読むという感じで済ませてしまっていたので(整理部門にいたことはありましたが、自分の図書館の中では使う目録規則関係も含めて少し特殊なところにいたと思う)、情報資源組織論はじっくり学びなおしたいと思っていました。特に日本目録規則の2018 年版を読んでみて「よくわかんねー」となったのが大きい。「よくわかんねー」はつらい。

「図書館に勤務しているけど、「司書」でないんです」的な説明しなければならないこともあるのですが、そういう分かりづらい説明を特に図書館関係者以外の人に対してすることが思いの外煩わしいことなので、それの解消も些末ながら1つ動機でしょうか。

1年でなんとか必要な単位を取得できるようにがんばります。