3DSのゲームをいろいろ購入

 3月末で3DSソフトのダウンロード販売が終了するということで、ソフトウェア各社がセールをしています。個人的に一山終えた開放感もあって、いろいろと購入しています。中古であれば、パッケージの購入は引き続き可能ですが、パッケージは嵩張るのと、管理が面倒だったり、カードリッジ(と今は言うのか?)の抜き差しがも地味に面倒なので、ゲームはswitch含めて最近はなるべくダウンロード販売で購入するようにしています。そういう意味ではこの3月が購入できるラストチャンス。

 劇的に下げたところもあれば、値下げしなかったメーカーもあるけど、現時点で以下をとりあえずまとめ買いしました。基本的には3DSでしか遊べないタイトルまたはリメイク作品。一覧してみると、すごい数になってしまっていますね・・。カプコンセガのゲームが凄まじくお安くなっている。アトラスはセールを中止してしまったのは残念でした(それでも、最後の機会だから買いましたけど・・・)。

 果たしていつやれるだろうか・・。ドラクエ11sを週末少しずつプレイして、1年かけてようやくクリアした私というのに。switchや、〇〇ミニ系を含めると積んゲーが結構すごいことに・・・。ブレワイを購入してまだ、あまり触れていないので、まずはこれからでしょうか・
 
 子どもに対しては、今やっているゲームも十分にやらないうちに次のソフトを買うなんて、ゲームを作った人には失礼だよ、と言った当日に大人がこういう買い方をするという・・。子どもにどう説明したものか。

「The Last of Us」などのゲームとアクセシビリティ

ゲームクリエイターの桜井政博氏がYoutubeチャンネルの中で、「The Last of Us」でアクセシビリティ面での機能が充実していること、設定画面を紹介しながら、解説していました。

アクセシビリティ設定がここまできめ細かく、このゲームでできること、正直驚きました。逆に、ここまで細かく設定できると、ユーザーがどこまで自分で設定できるのかなと思ったら、プリセット設定まで用意されているのそうで、確かに親切設計。

このゲームは、視覚、聴覚、身体の運動機能に障害があるプレイヤーたちもプレイできるように、アクセシビリティ機能を充実させたことでも発売当時から話題になっていたようです。知らなかったです。不勉強でした・・・。

ウェブや電子書籍、映画などと異なって、ゲームはプレイヤーの操作によって、コンマ秒単位で常時状況が変わり、それに応じた操作をプレイヤーに求めるので、常に変わる状況をプレイヤーに如何に遅れずにアクセシブルに伝達するのか、プレイヤーの操作面での障壁をどのように取り除くのか考えるべきことは色々とありそうです。ゲームにもよると思いますが、UIやセリフを音声で読み上げる、支援技術で操作できるといった対応だけではおそらく足りないはず。

ゲームに関するアクセシビリティの取組みといえば、マイクロソフトのゲームパッドの事例がよく話題に上がるような気がしますが、マイクロソフトは開発者向けのドキュメントとして、Xboxゲームのアクセシビリティガイドラインを提供している上に開発者向けのラーニングプログラムを日本語で公開しています。すごいのでは。その点で、Xboxの日本でのゲーム市場におけるシェアがかなり低いこと残念ですね。

ゲームのアクセシビリティといえば、YoutubeのGame Maker’s Toolkitチャンネルがゲームとアクセシビリティについて1年の総括を毎年しているようです。最新は2021年ですが、2022年もおそらくそろそろ。

2022/12/31追記

後で調べてみると、プレイステーションを出しているソニーも頑張っているようでした。ハードの機能を活かすためには、ゲーム開発者が開発段階にそれを理解する必要がありますので、そのドキュメントも配布されているのかもしれません。どこにあるのだろう。

任天堂は・・・

JDC/JEPA共催『普通の書籍が読めない人に読書機会を提供する: EPUB電子書籍のアクセシビリティ』講演会

11月26日に開催されたJDC/JEPA共催『普通の書籍が読めない人に読書機会を提供する: EPUB電子書籍のアクセシビリティ』講演会の記録が公開されています。以下のページからもたどれますが、講演動画も公開されています。

講演の動画であとから観られるだけでもありがたいですが、文字としてスライドを追いながら講演記録を追えるのは、大変ありがたいです。記録を作成する側は文字起こしやスライドの挿入など大変だと思いますが、広がってほしい方法です。

講演会の内容は上で確認できるので余り触れませんが、EPUBアクセシビリティJIS規格の話に加え、出版社の立場から相賀昌宏さんの登壇があり、ディスレクシア当事者お二人からの2つの報告あり、おそらく馴染みの無い方にはわかりづいらであろうWCAGとEPUB Accessibilityの関係について、木達一仁さんによるご報告など、「2時間半という限られた時間によくぞここまで詰め込んだな」と思わせるいう内容でした。関係者の皆様、お疲れさまでした。

ところで、EPUBの話から離れて、「おぉ」と関心を引いたのが、河村 宏(国際DAISYコンソーシアム理事)さんご講演のDAISYができるまでの振り返りのところでした。

DAISY開発の経緯は、過去のご講演などでも話されていたかもしれませんが、河村さんの話は具体的で、文献ではなかなか探れない部分も多かったので興味深かったです(トロントからナイアガラまで片道3時間のドライブがDAISYの方向性を決めたという話とか)。当時の河村さんのご年齢と自分の年齢を考えながら、その凄さを改めて感じたり。

参考