Google Glassが私の興味をひいたのは、検索行動そのものが1つ上の段階に進むのではないかと思わせたことです(えっ、今更言うか・・・。
Googleの検索技術がどんなに進化しても、Googleの基本的はサービスは検索窓からキーワードを放り込んで検索させるテキスト検索です。人が脳内にある探したいものをキーワードに変換してアウトプットせねばならない点では、検索そのものはそれほど進化はしていないともいえます。頭の中にぼんやりとある調べたいこと、探したいことを、キーワードという抽象的なものにものに変換するフローですでにいろいろな情報が削られてしまっている。適切なキーワードに変換できないこともある。間にキーワードに変換するというフローがあるために必要な情報に正確にたどり着けなかったりするであろうと。
理想は頭の中にぼんやりとある調べたいこと、探したいことを直接そのまま検索エンジンに理解させて探させることです。スマートフォンなどが搭載する各種センサーはそれを実現させる筆頭であろうと思っていましたが、Google Glassも視覚情報をベースに検索という行為を少しそっちよりにもっていくかもしれない。
Internet Arhiveのブリュースター・ケール氏、Internet Archiveへのアクセスの集中がすごいために、アクセスを散らすためにSiteless WebsiteなどというP2P方式のコンテンツ提供方式を考えたりしているらしいのですが、そんなInternet Achiveがアクセスを減らす方向ではなく、よりアクセスを集めそうなサービスを展開する、その姿勢はすげーと思います。