東京都立図書館の『特別支援学校での読み聞かせ 都立多摩図書館の実践から』

 平成25年4月なので、もう5年前の話ですが、特別支援学校及び特別支援学級を有する小中学校を支援するために東京都立多摩図書館が8年間、特別支援学校図書館で行ってきた読み聞かせの経験をまとめた冊子を公開しています。
 

 知的障害、肢体不自由、聴覚障害、視覚障害のある子どもたちへの読みかせについて、1つ1つ本を紹介しながら、この本はこう読んだら子どもたちからあのような反応があった、どう見せてあげれば子どもたちは喜ぶのか、などなど経験に基づいた具体的なノウハウが76ページにわたって、まとめられています。ここに書かれているノウハウは内部で職員同士が口頭や場を共有することではじめて伝えられるような具体的なものだと思います。文字化して公開したこと、すごいことだと思います。