アマゾンがバリアフリーDVD/Blu-Rayのコレクションを追加

 特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンターのfacebookで知りましたが、、アマゾンがバリアフリーDVD/Blu-Rayのコレクションを追加していました。

声ガイド(副音声)や字幕スーパー付のバリアフリー対応のDVD・ブルーレイを集めたアマゾンのコレクションのスクリーンショットです。
Amazon.co.jp: バリアフリーページ: DVD

 これは以前からかもしれませんが、個々のDVDのページにもバリアフリーに関するメタデータも提供されています。以下は、「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~ Blu-ray」のメタデータ。

登録情報欄のスクリーンショット。出演者、監督、形式、言語ともに、「バリアフリー字幕: 日本 バリアフリー音声ガイド: 日本語」の情報が提供されている。
登録情報に提供されているバリアフリー情報

 しかし、コレクションとして、バリアフリーDVDができたことまではよいのですが、「バリアフリー音声ガイド」、「バリアフリー字幕」がついているもの、それぞれで絞り込めないところがかなり残念。利用層がかなり異なるので、使いたい人はどちらかで検索したいはず。

とはいえ、今回のアマゾンの対応は、バリアフリー情報を収集しているという点も含めて、とても素晴らしい取り組み。

 私が図書館の人間だからということもあるけど、図書館側でもなんとかできなかったのかなという若干悔しい気持ちにもなったりも。バリアフリーDVDを絞り込んで探し出せないという問題は、つまるところ、メタデータに由来する問題でもあるので、メタデータの重要性を知悉している図書館で取り組めることもあるはず。

※2018/12/9追記  メディア・アクセス・サポートセンターの川野浩二さんがこれについて、以下のようにツィートされていました。「日本映像ソフト協会の働きかけで呼称の統一を行って実現できたもの」とのこと。「アクセシビリティメタデータを提供する、ということ」でも書いたことがありますが、バリアフリー対応DVDについては、対応したこと示すメタデータの記述が統一されていないことが検索時に、絞り込むができない大きな原因になっていました。これが業界の働きかけで統一できたことはすごく大きい。これの波及効果の大きさを考えると、単にアマゾンでコレクションができたことより、こちらのほうが大きいかもしれません。アマゾンだけではなく、レンタルビデオ、動画配信サービスなどの映像を扱う商業の各種データベースへの波及されていくことが期待できますし、DVDを収集する図書館が作成するメタデータにおいても記述されることが期待できます。

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