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kzakza

Schema.orgにアクセシビリティに関する語彙が追加された(その2)

2019-01-06 kzakza

もはや旧聞に属することですが、2017年3月にSchema.org3.2でアクセシビリティに関する以下の語彙が追加されています(すでにこのブログでは繰り返し触れている語彙ですが)。EPUB Accessibility 1.0(2017年1月公開)がSchema.orgの語彙を採用する形で以下の語彙を導入していましたが、順序としては、Schema.orgに正式に取り込まれる方が後だったのですね。

  • accessMode
  • accessModeSufficient
  • accessibilitySummary

それぞれの語彙の詳細は、すでにEPUBのアクセシビリティ仕様のエントリで書いたので、そちらを参照してください。この3つの語彙は、digital publishing communityとEpub 3.1 Accessibility Working Groupからの提案だったようです。EPUB Accessibility 1.0の検討と同時変更だったのですね。アクセシビリティメタデータの中でaccessModeとaccessModeSufficientの語彙は考え方としてかなり画期的だと考えていますが、この語彙が検討された経緯、もう少し調べてみたいですね。以下にリンクだけ掲載しておきますが、GitHubのスレを読めばよいのだな、たぶん。

  • schema blog: Schema.org 3.2: courses, fact-checking, digital publishing accessibility, menus and more…
  • リリースノート
  • Proposal of accessMode, accessModeSufficient, and accessibilitySummary properties for e.g. epubs · Issue #1100 · schemaorg/schemaorg · GitHub

関連エントリ

  • Schema.orgにアクセシビリティに関する語彙が追加された
EPUB, Metadata, アクセシビリティ, アクセシビリティメタデータ, 電子出版, 電子書籍

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